2008年7月13日

J-wave Grow Green なゴーヤのその後

種まきから一ヶ月、結構育った。



身長は伸びたけど、花はまだ。

もうちょっと間引きが必要なのかな。

なんだかもったいないのとカワイソなのでぷちっとは抜けない。。。

でもオイシイ実をつけてもらうにはそうした方が良いのかなぁ。

ううむうむ。

プラスマイナスゼロの扇風機

今年はベイビーがいるし、温暖化も気になるので、
やたらと冷房を使うのではなく、扇風機をメインに使おうと思い、購入。

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かわいいんだけど、梱包が過剰な感じできつかったなぁ。
発泡スチロール多すぎ。Appleの梱包を見習ってほしいよ。

省エネ梱包は、ブランドイメージの向上に直結するとみたり。

グーグルに勝つ広告モデル を読んで

風邪っぴきすぎて更新が随分滞ってたなぁ。

妻に勧められて「グーグルに勝つ広告モデル」を読んだ。

書店で見た時は、またか、なタイトルに引いていたので開きもしなかったけど、
読んでみるとタイトルで拒絶反応起こすのは惜しいくらいの内容。

既存4マスメディアのポジショニング再確認と、ネットメディアの台頭によって発生している4マスのポジショニング転換を、論理的に分析していてわかりやすい。

目から鱗だったのは、P40の「インターネットメディアと既存4マスメディアのポジショニングマップ」の図。ネットメディアがいかに既存のメディアとは違う価値を提供している斬新なメディアであるかが一目でわかるようになっている。この見せ方は、新しいと思う。

上記のポジショニングの再確認をふまえた上で、「TV広告は終わった」「新聞はなくなる」などと煽るのではなく、著者は非常に論理的に、ネットと既存メディアとで食い合う部分はここ、そうでなくて、既存メディアがこれからも価値提供できる部分はここ、と分析してゆく。

読み終わって思うのは、ネットの出現によって、メディア価値が大変革を起こしている時代にいるのだなぁということと、それぞれサバイブしていく方法ってまだまだ様々にあるよねってこと。

最後に、この本のタイトルは、最終章の「マーケッターに求められるパラダイムシフト」ってのが適切。グーグルに勝つ、なんてことはどこにも書かれてないし、本の趣旨と違いすぎてる。

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2008年6月14日

ゴーヤを育ててみる J-wave Grow Green

J-waveのGrow Greenキャンペーンにのってみることにしました。

自由が丘のイデーにて、種をゲット。

だいぶ遅い種まきをしてみましたという話。



プランターと土がね、なかなか買いにいけずだったということです。



プランターに一列に種をうえたら、二袋もらってきたせいか、少し余ったので、
以前に陶芸教室で作った鉢にも植えてみる。
何度見ても、変なかたちに焼き上がった鉢だなぁw

さて、通常は5月の半ばまでには種まきなはずのゴーヤさん。
芽を出してくれるのか?実がなってくれるのか?

乞うご期待であります。

2008年5月30日

iPhoneは、日本のケータイ世代にウケない気がする

どこのキャリアになるのかはわからないけど、6/9のWWDCも近づき、そろそろ日本市場にも登場しそうな気配のiPhone。

昨年から今にいたるまで、日本市場に登場したらきっとすごいインパクトをマーケットに与えると言われて久しいけど、最近、それが少し疑問に思えてきた。

■マイコミジャーナル:ケータイネット世代のきもち

こちらの記事の、ここを読むと
「モバイル社会白書2007」(NTT出版)によると、携帯電話のパケット定額割引利用者割合は、携帯ユーザーの33.4%だが、19歳以下だと 57.8%にも上る。ユーザー全体と高校生ユーザーとで機能別の利用率を比べた結果、インターネット機能(iモードやEZwebなど)の利用率は全体で 65%に対し、高校生は77.8%と大幅に上回っている。

携帯でネットを利用する割合は、明らかに10~20代の「ケータイネット世代」が多いらしいんだけど、この日本の市場特性がiPhoneにとって脅威なんじゃないかと。

理由は簡単で、「ケータイネット世代」は、ものすごい速さで親指入力するのが常なのに、iPhoneのキーボードインターフェースは、その速度に耐えられないから。

実際にiPod Touchを発売当初から使い続けているけれど、いまのキーボードインターフェースには、「入力できるなぁ」といった印象しかない。メッセージをズダダダダーっと入力したい人には、全然反応速度が合わないはず。

こないだ電車の中で見た20代前半の若者は、就職情報サイトでのエントリーを、携帯で行っていたが、その入力の速いこと。電車が次の駅に到着する頃には「御社に興味があります・・・宜しくお願い致します」的な内容を送信し終わっていた。これを現状のiPhoneでやるのは正直きついと思う。

ケータイネット世代がこれまで鍛錬してきた親指力を捨てる気が、僕はあまりしない。iPhoneは、本当に日本を「席巻」できるのか、とっても疑わしくなっているこの頃だ。

2008年5月19日

いちごいちごいちご・・・

今お仕事でご一緒させていただいているマーケの方に教えてもらったSOYJOYの「いちごBlogパーツ」を貼ってみる。

げ、ページ右上にいちごが表示されるのか・・・いつか消そう。

クリックすると全画面いちごで埋まっちゃう。
あほらしいけど、このやり切ってる感、いいなぁ。

屋外広告で展開してた、「ある意味イチゴケーキです。」
っていうコピーとグラフィックも結構好き。

2008年5月18日

UT LOOP! のブログパーツ

UTのサイトで「UT LOOP!」っていうキャンペーンやってたので、作ってみた。

9つの短い映像を、自由に組み合わせて保存。

サイト上でその仕上がりが他のユーザから批評される様になるのと、ブログパーツとして利用できる様になる。




こういうのって、操作が簡単で、且つオリジナリティも出せそうな雰囲気でユーザを待ち構えていて、「ちょっとやってみるか」と思わせられるかどうかが肝だなぁと思った。

しかし今年のUTは、ほしいと思う新鮮な印象のものがないな・・・。

去年のはBluemarkがデザインしたアイスクリーム柄のやつとか、tomatoがデザインしたブラックジャックのとか、他には無いな、と思えるものが幾つかあったんだけど、漫画とのコラボばかりだね。

2008年5月15日

Intel iMac がやってきた

先日のアップデートの発表を知り、納得の価格と内容だったので、ついに購入。

最初期のiMacボンダイブルー以来のiMac。あれから10年、か。

当時のスペックは・・・

Mac OS 9
PowerPC G3 233MHz(CPU)
66MHz(クロック周波数)
32MB(メモリ)
4GB(HDD)
CD-ROMドライブ×1基(ディスクドライブ)
15インチ(モニタ)

だったみたい。ハードディスクがiPod並だ・・・。
もちろん無線なんてなかった。

デザインはこれ。



今見てもかわいい。

さて、今回のIntel Macのスペックは・・・

2.66GHZ INTEL CORE 2 DUO
4GB 800MHZ DDR2 SDRAM - 2x2GB
500GB SERIAL ATA DRIVE
APPLE WIRELESSS MIGHTY MOUSE
WL KYBD(US) & USER'S GUIDE-JA
COUNTRY KIT,IMAC 20-JPN

これ以上、何を望もうか。

主に、iTunesと息子の映像編集、画像保存に使う予定。
バックアップもTimemachineでしっかりと。

ここ数日使用した感想としては、動きがさくさくしすぎなのと、ガジェットとして美しすぎるために思わず長居しちゃうのとに驚いてるところ。

機能も美しさも手を抜かずに突き詰める姿勢に、みんなやられちゃうんだなぁ。

以下は開封写真。

思わず撮っちゃった。もう、普通におたくのノリ。



箱が、昔のより1/3くらいだった。



開けてみた。



キーボードとマウス、リモコンがうすーく、キレイに収まっていた。



発泡スチロールをひとつ持ち上げると、もう本体。薄い。内容物はこれで全部。



わーい。

これから数年、よろしくねと。

運搬船 × コンセントタップ by giffin'termeer



デフォルメ具合が良いあんばい。



赤いスイッチがワンポイントになっててキレイ。

'containership powersupply' by giffin'termeer, produced by kikkerland (size: 400mm x 70mm x 85mm)

既存の製品を、機能つながりのある別形態に変換してしまう手法が好きだ。

ちょっとしたことなんだけど、くすっとなってしまうのが楽しい。

これは、「統一規格のものを様々に格納する」という機能。

2008年5月13日

あ、Googleも仕掛けていた Friend Connect

■TechCrunch:グーグルが「Friend Connect」を今夕にも公開

すみませんGoogleさん。まったく負けじと仕掛けられていたのですね。

これを導入すれば、どんなサイトオーナーも、SNS機能を運用できるようになり、且つ、他の大手ソーシャルネットワークのの友人関係なども引っ張ってこれるようになるらしい。

当ブログで前出の「Social Graph API」とはまた違った仕組みで、両方は関係性を持っていないらしいが、とにかく、Googleも、ネット上のユーザのソーシャル行動に対して、自社が中心でありたいという強い意志を持っていることだ。(詳細内容はまだ発表されていないみたい)

この分野、これからもどんどん加熱しそうだなぁ。

2008年5月12日

Facebookが動いた Facebook Connect でユーザはもっと自由になる?

Googleの「Social Graph API」は間に合うのか。

SNS大手のFacebookが、一気に動いた。

■マイコミジャーナル:Facebookもソーシャルネットワーク開放に - 「Connect」発表

この機能の提供が始まれば、Facebookアカウント情報(プロフィール、友人関係、プライバシー設定)を、外部サイトでも共通して使えるようになるらしい。

一度Facebookで活動すれば、他のサービスでも安全にそのソーシャル活動を反映できるようになるとなれば、これは便利そうだ。他のサービスでの行動もフィードバックされたりもするのだろうか。

ネット上の友人関係を俯瞰して拾い集めてくれるGoogleの「Social Graph API」に対して、あくまでも根元はFacebookとしながらも、その設定をネット全体に広げる用意を完了したこの機能。両者のコンセプトの違いがすごくはっきりしていて面白い。両者とも今後のSNSの概念を大きく変えてしまう動きなのは間違いないと思う。

mixiを土台にしている日本のSNSユーザは、またネットの進化に遅れてしまうのか・・・あ、俺もか・・・

今朝のごみ出しで実感した

先週から、National 家庭用生ごみ処理機 リサイクラーを導入したわが家。

その日に出た生ごみを、簡単に水を切ってリサイクラーに入れて、寝る前にスイッチオン。少しニオイが出るから、近くの換気扇も弱で付けておく。

以上で、朝には体積は半分以下、ニオイも抑えられてカラッカラに乾燥した状態で出来上がり。

土と混ぜて堆肥として使えるから、この堆肥で野菜作って食べて残りはまた乾燥させて・・・という循環を目指す予定。

で、今朝のもやすごみ出しを何の気もなくやってみたところ、重さがこれまでの1/2くらいになってた。

ごみの重さが減れば、輸送にかかる負担も減るし、生ごみがごみではなく土に返る当たり前の循環に戻せて気持ち的にもすっきり。

区役所に納品書を持っていけば数万円は帰ってくるし、一般的なツール(例えば一人暮らしマンションにもデフォルトで付くとか)として普及しまくればと思うプロダクトだ。



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2008年4月24日

AdWords × ターゲティング機能

Adwords出稿の際に、「年齢」「性別」のセグメント指定ができるようになったらしい。

■MarkeZine:Google AdWords、ターゲティング機能を追加

これって、「Social Graph API」と連動させるのかな、と思ったんだがどうだろう。
「Social Graph API」を利用して作るアプリケーションには、各種SNSからユーザ属性を引っ張ってきて表示、利用できる仕様だから、そのアプリの下に、「AdWords × ターゲティング」広告を出したりできそう。わかんないけど。

いずれにしても、

■MarkeZine:Google、携帯でもバナー掲出が可能な「イメージ広告」をスタート

こういった記事がどんどん出てくるのを見ていると、Googleが、積極的に根幹事業であるオンライン広告の仕組みを進化させることにきちんと集中していることが感じられる。

■media pub:YouTube,米オンラインビデオ市場でも寡占化進む

アメリカでの検索エンジン市場シェア率67.25%、
オンラインビデオ市場シェア率73%。

まだまだ表に出ていない仕掛けがたくさん出てきそうだなぁ。

2008年4月21日

GBAプロジェクト ゴミ袋にユーモアを

ゲームボーイアドバンス、ではなくて、GARBAGE BAG ART WORK というプロジェクトを雑誌で知る。

ゴミを入れて、もち手を結ぶとウサギになるマナーバッグ、「Love-it!君」や、ゴミ袋に花や魚、樹木のイラストが書いてあって、そのゴミ袋が置かれている収集所が華やかになるという「ゴミ置き場をアートにするプロジェクト」などを実行している。

以前から、野ざらしのゴミ収集所は、ほんとに景観悪くするし、回収の係りの方も、綺麗なマンションの収集所を回るのに比べてなんだかしょんぼりするんだろうなぁと思っていたので、素敵な企画だなぁと思った。デザインの力というものを実感できる仕掛けだと思う。

燃えるゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミとデザインが違っているのもわかりやすいし楽しい。欲を言えば、もう少し「和」なテイストに持っていければ、「日本の街」に溶け込みやすく、且つ、海外にもニュースになりやすい気がした。あと、ペイント代も抑えるために、イラストはワンポイントでも良いかも。

いずれにせよ、人が嫌だなぁ、見たくないなぁって思ってるところに、ユーモアとデザインの力で切り込むこういうやり方、好きだなぁ。

このゴミ袋は、ナチュラルローソンや東急ハンズで売ってるみたい。

2008年4月15日

今年はこの動きに注視する・・・Open ID、Social Graph、Open Social 〔2〕

さてさて、前回から間が空いちゃったけど、第2弾。
Social Graph APIをまとめておく。


■Social Graph API
簡単にとらまえるならば、前回の「Open Social API」が、


「どんなSNSにも使える共通アプリ開発プラットフォーム」


だったのに対して、「Social Graph API」は、


「どんな新しいSNSに新規登録する時でも、ネット内の今までの友人関係を引き継いで入れて寂しくない!ツール」


と言えそう(ちょっと長い・・・)。

これまでも、SNSに新規登録する際に、Gメールや、Y!メールなどからアドレス情報を引き出して、そのSNS内に友人がいないか検索する機能って言うのはあったけど、「Social Graph API」は、メールでつながっている関係だけではなくて、他のSNS内での友人関係や、blog同士のつながりにおける友人関係を探し出せる機能を持っているところが、大きく違うところ。

そのあたりの仕組みについて細かく書くと、つながりの判別には、「me link(自分)」と、「friend link(友人)」の2つの関係を判別し、友人情報を検出するらしい。

「me link」とは、例えば自分のブログがあって、そこから自分のtwitterページへのリンクを設定している様な場合のリンク情報で、自分同士のリンク情報。

「friend link」とは、例えば自分のブログと友人のブログ間に設定されているリンク情報のことで、SNSに新規登録する際に「この人はあなたの友人ですね?」的に表示するために参照するのは、こちらのリンク情報の模様。

このAPIを使えば、もしもmixiがオープンなSNSであれば、そこでの友人関係をtwitterに新規登録する際にAPIが参照してくれて、既にtwitterを使っているユーザの中から、mixi内での友人を自動で探しだしてくれたりする。

これは、便利だなぁ。

「Social Graph API」は、これまでサービス内に閉じているのが普通だったユーザの「Social Network」情報を、www内で自由に、活発に再利用できるようになるツールだと思う。

詳細は、Google のオフィシャルページにて。
プレゼンムービーもチェックできます。
もちろん英語だけど、めちゃくちゃわかりやすいですw

Google Code Blog:URLs are People, Too

2008年4月11日

ブログのニオイが消える?

花王8×4のブログパーツ。

クリックすると、ページ内の「ニ」「オ」「イ」(の文字)が消える!



シンプルで、ちょっと楽しくて、まっすぐに製品特徴訴求しているブログパーツだなぁ。

というか、「ブログに貼れる、インタラクティブADバナー」に近いかもかも。

コストも多分そんなにかからなそうだし、3秒で伝わるようになっていて、こういうのやっぱ好き。

「ニ」「オ」「イ」が消えたら意味がわかるようになる怪文書、誰か作ってw

パーツの入手はこちら

2008年4月4日

サーチ市場の起源を知る

本当に今更だけど、必要があって「ザ・サーチ」を読んだ。もっと早く読んでてもよかった・・・

ヤフーとグーグルの違いが、根っこから理解できる。検索連動広告がどうやって生まれたか、知れる。その競争の激しさも体感できる。何より、サーチ市場を生んだ創業者達の情熱と、考え方に触れることができたのが良かった。

2年程前の本になるので、ちょっと古いかなと感じるところもあるけど、創業時期~上場の頃に関してはいつ読んでも大丈夫だと思う。

なんというか、サーチ市場の、そもそものそもそもについてしっかりと語られているので、どんな職種であれ、ネットに関わる仕事をしている人は必読なんではないか、とまで思える本だった。

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
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3 検索の歴史を知るには良いですが、翻訳が・・・
4 活き活きと描かれているが、今となっては内容の鮮度も落ちている
3 遅れてきたネットの支配者
3 検索をビジネスにした人たちの物語
3 翻訳が悪すぎ


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2008年4月3日

蜘蛛の名前なのかと思ってた エニグモの本

エニグモは、バイマ、プレスブログなどの事業を運営している会社、と、ついこないだ知ったw
サービスは知っていても、会社名を知らなかった・・・。

この本では、エニグモの役員達の言葉で、企業から現在に至るまでの行程が、語られている。

企画書作成、システム会社へのプレゼン、サービス立ち上げ、会員の伸び悩み、VCからの資金調達、といったところの苦労話が、濃密に、生々しく書かれていて、非常に参考になった。

特にはっとさせられたのは、エニグモが新しいサービスを考える際に、「そのサービスが世界初かどうか」にこだわっているというのも、新鮮に感じた。

ぱっと見では、「mixi」や「はてな」と同様に、日本のウェブ2.0企業と言われてしまいそうだが、「世界初を世に出す」というビジョンは、それらの会社とは全く異質な、突出した軸を持った会社であるという印象を持った。

今後は、エニグモ以外にも、輸入物の仕組みではない、オリジナルなネットサービスを提案する会社が、日本からもたくさん出てくるようになるだろう。

僕もその一人でありたい、と思う。

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦
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5 こうしちゃいられない!
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5 ネットベンチャーに興味がある人は一読する価値あり
5 日本発! 世界初!
5 若い人にも、もう若くない人にも読んでもらいたい


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2008年3月27日

レミーのラタトゥイユが

予想以上に美味しかった。

某料理研究家が出ていたPRを見て、なんだか敬遠していたタイトルだったのだが、レンタル屋さんでふと手にとってみてよかった。

驚いたのはPIXERのCGアニメーション技術の進歩。
リアルに表現するべきところは、実写と見紛うばかりのクオリティ!
その舞台の上で、アニメらしいキャラクターがきびきび動き回るのがとても爽快。
ストーリーは、「ネズミが料理上手」というシンプルな楽しい仕掛けと、結構大人向けなしっかりしたメッセージも織り交ぜてあって巧妙。
あとは、エンドロールの演出が見たことない感じで、めちゃ可愛くて最後まで思わず見ちゃったのも良かったなぁ。

新作「WALL・E」が楽しみになってキタ!


フルハイビジョンが見れるなら、ブルーレイで見るとさらにいいかもなぁ・・・。

レミーのおいしいレストラン (Blu-ray Disc)
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5 気持ちのいい涙が少しこぼれる感じで、実に心温まる名作
5 心温まる
3 ネズミじゃなかったら…5


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2008年3月26日

電気自動車がどんどん進化している スバル R1e

■15分で8割充電、スバルの小型電気自動車『R1e』

電気自動車市場が、どんどん身近に感じられるようになってきた。
社会構造が変わる瞬間が、刻々と迫ってきている気がする。
2ドルで、80キロの走行が可能とか。すげ。

あとは大本の電力源を、風力などの自然エネルギーでまかなえるようになれば、
僕たちはもっと胸を張って日々生活できるようになるんだろうなぁ。

この2、3年でどの企業がどんなエコ戦略転換で抜きん出るのか。

わくわくするなぁ。

2008年3月19日

そのエコバッグはどの程度エコなのか

日本でもレジ袋無料配布の中止、縮小傾向が強まってきたなぁと。

スーパー三和は、市民団体と協力して積極的に実験を開始。

■レジ袋の廃止実験 東京・町田 スーパー1店で6カ月


イオンは、5年後に、レジ袋配布を中止、および太陽光発電なども積極的に取り入れて、CO"排出量を30%減らす明確な目標を掲げてる。ステキ。

■イオン、レジ袋無料配布を大幅縮小

で、そんな動きを受けて、ユーザがレジ袋からシフトすることになるのがエコバック。最近では、ファッション誌のおまけになったり、美術館のミュージアムショップで売ってたりと、エコバッグ市場、大変にぎわってる気がするんだけど、でもそのバッグって、どれくらいエコなんでしょう。

素材的に、作っている工場的に、耐久性から見て、レジ袋のCO2排出量と比べた時に、どんだけ良い面があるんだろう。エコバッグの基準ってなんなんだろう。

出来立て状態ではエコじゃないけど、10回使えば、レジ袋使い続けてるよりかは、温暖化対策になる、とか、明確な数字で基準を設けると、買う動機付けにもなって良いと思う。

ちなみに僕は3年前から、このバッグを使ってる。
色が元気で持ってて楽しいのと、予想以上の耐久性がお気に入り。
これも、何回使えばエコなのかなぁ・・・

2008年3月14日

今年はこの動きに注視する・・・Open ID、Social Graph、Open Social 〔1〕

生麦生米生卵的なタイトルになったけど・・・、とにかく昨年末から今年に入って盛んな動きを見せていて、今年注目な動きはこれでしょう。

・Open ID
・Social Graph API
・Open Social API

うほー、やっぱり早口言葉並みにそれぞれ単語が被ってるw
ともあれ自分のためにも、一旦それぞれの機能と特性を簡潔にまとめておくことにする。

まずは、(なぜか)3番目の「Open Social API」から。

■Open Social API
一言で言うならば、Googleが提供する、各種SNS用のアプリを開発する為の共通の仕組み。
これは、急成長中のSNS、Facebookに様々なデベロッパーがアプリを提供して、ビジネス展開が最近熱心に試みられているが、Facebookは独自の仕様で作成することをデベロッパーに求めるため、作るのが大変らしい(理解がざっくり過ぎ・・・)。
SNS分野では一歩遅れていたGoogleが、そこに目をつけ、世界中の開発者を助ける仕組みを作り、Facebook以外のSNSと共同戦線をはった、というのが大筋だろうか。
SNSを自ら仕掛けるのではなく、APIという切り口で、各種SNSに横断的に顔を出す。
知的で大胆。非常にGoogleらしい戦略だと思う。

APIの内容は、
・ プロフィール情報(ユーザー・データ)
・ 友達情報(ソーシャル・グラフ)
・ 活動情報(ニュースフィード、その他、実際の活動)

となっていて、この情報を元に、各デベロッパーは面白い仕掛けを工夫することになる。
1個アプリを作れば、賛同しているSNSすべてで使いまわしてもらえるとは、なんて素敵な。

とはいえ、Googleはこれらを単に無償で行うことにとどまらず、きっと、Adsense的な広告表示をユーザの意思により選択して表示できるようにしたりするのでは、ないかと思う。もしくはデベロッパーが選択できるとか。例えば、ある個人プログラマがこのAPIを使ってアプリをつくり、各種SNSで最高にウケたとする。そこに、アプリ機能は邪魔せずに、広告も出せるという選択肢があったなら、このプログラマはみんなに喜んでもらった対価としてその報酬を得られる様になる。こんな仕組みがこの先に待っているような気がする。なー。

参考記事はこちら。

Tech Crunch:Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへ

最新情報的には、Yahoo!も参加意思を表明したらしい。

Tech Crunch:Yahoo To Join OpenSocial in April, Microsoft Groans.

こりゃあすごい。業界では、Facebookはかなりの脅威勢力と見られることの証だろう。

詳細は、Google のオフィシャルページにて。
プレゼンムービーもチェックできます。

Google Ccde:OpenSocial
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2008年3月13日

トリンプのワークスタイルにこれからの会社経営を見る

「早朝会議」、「ノー残業デー」、「がんばるタイム」など、トリンプにさまざまな新しい仕組みを構築した吉越浩一郎氏の著書。

吉越氏が、いかにして特徴的な仕組みを会社に導入してきたかが書かれている部分が興味深かった。有名な「ノー残業デー」は、営業以外の職種は全営業日で実現するまでに、なんと20年近くかかったという。びっくり。
実施当初は、定時になったら社長自らフロアの電気を消してまわるという愚直さ。リーダーが先頭で変革のために行動し、とことんやり続ける、伝え続けることの大切さが伝わってくる。

確かに、残業予定でする仕事と、「何時までに終える」を元にする仕事では、必要とされる効率化への努力の仕方が違うし、時間までに終えた時の達成感が違うもの。

あと、きちっと終えて、ちゃんと帰った時って、家庭での会話の量も、質も変わる気がする。そういった変化って、決して小さいもので終わらずに、時を経るにつれ、地域の変化、国の変化となっていくものなんだと思うから、この本のメッセージは、バブルを通過して疲弊し、仕組みの再構築を目論む日本にとって、とても大事なものではないかと思うのです。

きっと、僕らはもっと効率的で、社会還元的な新しいワークスタイルを実践する時期にいるんすよ。

残業なしになって、夜の電力量減らすのは地球温暖化抑止にもなるし。多分。

何よりも、業務の効率化=高収益化 だもんね。


「残業ゼロ」の仕事力
吉越 浩一郎
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おすすめ度の平均: 4.0
4 残業ゼロを目指して仕事もプライベートも充実させたい。
2 共感しても実効性はないのでは?
5 価値ある人生を送りたい全ての人に


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2008年3月11日

ホンダを支えた経営力

この本に出会って、「経営」というもののとらまえ方が、まったくもって変わりました。こんなに熱く、愚直で、タフなリーダーシップが必要なものだとは。

そしてリーダーシップにもいろんなタイプがあるものだということも、この本で気がつかされました。ビジョンを提示し、社員をモチベートする本田氏、経営戦略を仕掛け、社員が働く環境を仕組む藤沢氏。二人の役割分担が、とても明確で、お互い重要で。

ページ数は少ないけれど、ずっと傍に置いておきたい、熱みのある本です。

経営に終わりはない (文春文庫)
藤沢 武夫
文藝春秋 (1998/07)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 指導者を支えることの意味するもの
4 ホンダの柱
5 革新的経営のケーススタディ


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2008年3月7日

サムライ流、整理整頓術

去年の暮れくらいに読みました。

要するに、クライアントの悩みを整理する前に、自分のデスクくらい整理しておけということかと。

そりゃそうかもと、ものすごく簡単に影響されて、実践。

以前はイベントのフライヤーだの、雑誌だのを貼ったり並べたりしてたけど、本当になんにも無くしてしまったら、集中力がめちゃ上がった実感があります。

そもそもネットのお仕事をしていて、紙物の制作物が少ないのも、簡単にスタイルをシフトできた要因かも。

今ではとなりの席の人の荷物が僕のデスクにはみ出てくるのが日常に。

ってそれはどうなのw

この本一冊だけ、デスクに置いて帰ってみるか・・・

佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社 (2007/09/15)
売り上げランキング: 421
おすすめ度の平均: 3.5
5 アウトプットを仕事としている人、そういった仕事につきたい人、必読。速度というキーワードで仕事を見直すチャンス。
5 アイディアを考える前にすべき準備運動
5 評価がかなり分かれていますが・・・

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2008年3月6日

ウイイレモバイルの無料待受がステキ

目がかゆいのは、花粉のせいか、毎晩wiiウイイレをやりすぎているせいか悩ましいのですが、そんなウイイレのモバイルサイトを見てみたら

■ウイイレモバイル Jリーグ開幕キャンペーン

ってのをやっていて。各チームの携帯待受がここから無料でDL出来るんだけど、これがいい。待受として起動すると、「Winng Elevenロゴ」→「J will be」もしくはチームロゴ、チームキャラクター→と表示された後、そのチームの試合日程が記載された今月のカレンダーが表示される!

うお。

いつでもどこでも、ゲーム日をリマインド。
これ、リーグ全体にとって、チームにとってかなり大事なこと。

KONAMIもJリーグサポーターの一人だという心意気を感じますた。

2008年3月5日

東京駅GranStaと、えいくんへの初おみや

先週末、妻とえいくんが待つ鹿島へバス移動するときに、おみやげを探しに東京駅の新しいショッピングモールへ行ってみておどろいた。

GranSta
 

めちゃめちゃにぎわってました。JR内よりも、かも。
そしてきれいでオシャレ。丸ビルや、新丸ビルのトーンがそのまま駅地下にもつながってる印象で、東京駅近辺がひとつのトーンで統一された感じがステキでした。海外からの旅行者には印象良いでしょうね。

さてさて、何にしようか一周してみて、かりんとうとか、「BUZZSEARCH」っていう、ネット用語みたいなケーキ屋は、えらい並んでたのでパスして、僕が気になったのは「かまわぬ」のまめぐい屋さん。

ハンカチよりも小さめにカットされたてぬぐいと、さまざまな日本のお菓子を、それぞれ大量の品揃えの中から好きなものを選んで組み合わせて、レジで包んでもらう商品。

ここもすごい人込みだったけど、押し合いながら、妻と、妻のご両親と、えいくんをそれぞれイメージしたマイまめぐいを4つ作って鹿島へ。

えいくんは、喜んでくれた?のか?w



食べてる・・・。

2008年3月3日

slice the pie で、新人ミュージシャンに「投資」する

■好みのアーティストに投じて利益、音楽販売低迷の裏に新型投資

まさに、音楽業界再編中な動きのひとつ。

サイトユーザの中で人気が高まった上位20位の新人ミュージシャンが投資を受ける権利を持つ。投資家は、そのミュージシャンのアルバム売上げから利益を得ると。

昨年、RADIOHEADがレーベルを通さずに、直接サイトから楽曲を販売し、しかもユーザが値段を決めるシステムをとった(※期間限定。その後、アルバムはレーベルからもCDとして販売された)ことが話題になったけど、音楽業界におけるネットを利用した新規事業モデルは、まだまだどんどん出てくる予感。

しかし、この「集合知と、投資システムの組み合わせ」って、美術分野にも展開できないかなぁ。美術作品は、実際に合い対さないと評価するのは厳しいっていうのは知ってるつもりだども。

2008年3月2日

JAPANサッカーに夢はあるか

こないだ、発売中のnumberのコピーを見て、ああ、惜しい、と思った。

「岡田JAPANに夢はあるか。」

今現在ほんと目の前のことを語るなら、このコピーで妥当だと思う。
けど、僕がこの時考えていたのは、「日本サッカーに夢はあるか。」だったのだ。

ちょうど、東アジア選手権がやっていた頃で、画面越しに見る日本代表の選手たちのプレーに、なんとも勢いを感じられず、「これは、観客減るだろう(視聴率も、チケット販売も)」と思ったからだ。

そう思ったのは、以下の2点から。

・チームを鼓舞するリーダーの不在
・目標達成までのロードマップのわかりにくさ

なんか、皆の気持ちを集約できる様な、ゴリっとした軸を持っている選手が見受けられない。
DF中沢は、熱さと経験と技術があり、その役割を担えそうではあると思う。けど、中盤や前線で、引っ張る人がいないのがすごく寂しい。ピッチのリーダーシップは、選手だけでなく、観ているものをも魅了するもの。そうした要素がなくても機能する、という今のプレイスタイルは、勝てなかった場合、非常にさみしい後味を残すと思う。

それから、「W杯で勝利する」という目標に向けて行っている改革(練習)のロードマップが見えにくいのも気になる。トルシエ時代なら「フラットスリー」、ジーコ時代なら、「ブラジル流サッカー」。どちらもとてもシンプルで、勝ち負け関係なく、観ていてわかりやすかった。勝てなければどこがわるいのかが議論しやすいので、自然と話題にもなりやすい。
今は、どんな仕組みで行こうとしているのか、すごく伝わりにくい。そうなると、進化してるのか、後退しているのか、勝つ可能性があるのかないのかが素人では議論もできないから、ファンと代表との「共感」が生まれにくくなっていると思う。

そして、もっともっと言うと、これら2つの疑問を生んでいる大きな要因は、日本のサッカーがどこを目指すのかのビジョンの共有が、選手にも、観る側にもなされていないのではないか、ということが気になる。
それこそが、日本代表の選手から、かつての熱を感じなくなっている要因ではないだろうか。
(うまい、うまくない、の話と別と思っている)

wikipediaで調べると、近年のJリーグが掲げるスローガンの変遷はこうだ。

スローガンは「Join!」(1999-2004年)「Amazing,J.」(2005-06年)、「Will Be 見せたい未来がある。」(2007年)


JOIN→AMAZING→WILL BEと、年を追うごとに、聞いてすぐわかるような具体性がなくなっている。見せたい未来ってどういうことかと、詳細の意味をJリーグサイトで調べると、「クラブサッカーの世界水準へ。」となっているが、これは、「クラブサッカーの世界水準を知っている人」のみがイメージができるゴール設定であり、多くの人が容易に共感しやすいものではない気がしてならない。

日本の「サッカーファン」もしくは「他のスポーツも、サッカーも観る人」、または、「たまーに学校や会社で話題になっても話についていける程度に見る人」は、「クラブサッカーの世界水準へ。」なんて大仰なことを望んでるのではなく、サッカーを通じて、「勝利の喜びの共有」、「努力の姿勢への賞賛」、「敗北にくじけない強い心への憧れ」、「グローバルに行われているチームスポーツの素晴らしさ」といった、もっとシンプルで感情に訴える何かを求めているだけではないだろうか。

日本サッカーは、もしかしたら、時を急いているのではないか。そして、設立15年で、現場を忘れ、サッカーを何かちっちゃなものにしてしまってはいないだろうか。


昨日、ゼロックス・スーパーカップの、鹿島アントラーズ×サンフレッチェ広島戦をTV観戦した。

試合内容は、個人ブログを含め、様々なメディアで騒がれているとおり、コミュニケーション力と判断力を欠いた、本当にひどいレフェリーが、ゲームの流れを好きに掻き乱した大惨事となった。アントラーズとサンフレッチェの選手たちは、非常にキレのある、勝利へのあくなき姿勢を前面に出したプロらしいプレーをしていたが、このレフェリーのおかげで、ニュース映像では、素晴らしいプレイよりも、レフェリーがカードを出すシーンと、アントラーズのサポーターの乱闘シーンがメインの扱いとなってしまった。

日本サッカー協会は、このゲームが、「クラブサッカーの世界水準へ。」を体現していると、言うのだろうか。

「クラブサッカーの世界水準へ。」というスローガンを理解し、そのためのロードマップを共有している人間が判断したならば、きっとあの過去の実績があるレフェリーを使うことだけは当然の様に避け、ファンにはJリーグ開幕への期待感をより一層高めるレベルの高いゲームを届ける環境を与え、広告主には、喜んで来年も予算を組んでもらえる結果を生み出すために、徹底的に努力したであろうと思う。

サッカー業界には、過去の栄光にあぐらをかかず、現場視点からの思い切ったロードマップの再構築、および、体質改善と、ビジョン(夢)の具体性向上と共有が、早急に必要な状況にあるのではないかと思った。


※このNumber、結局気になって買って読んでみたら、巻頭付近の金子さんの記事の最後には、「岡田JAPANに心配はなく、むしろ気になるのは日本サッカーの行く末」といった旨の記述があった。「日本サッカーに夢はあるか。」と思ってる人って案外少なくないのでは・・・と思った。



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