さてさて、前回から間が空いちゃったけど、第2弾。
Social Graph APIをまとめておく。
■Social Graph API
簡単にとらまえるならば、前回の「Open Social API」が、
「どんなSNSにも使える共通アプリ開発プラットフォーム」
だったのに対して、「Social Graph API」は、
「どんな新しいSNSに新規登録する時でも、ネット内の今までの友人関係を引き継いで入れて寂しくない!ツール」
と言えそう(ちょっと長い・・・)。
これまでも、SNSに新規登録する際に、Gメールや、Y!メールなどからアドレス情報を引き出して、そのSNS内に友人がいないか検索する機能って言うのはあったけど、「Social Graph API」は、メールでつながっている関係だけではなくて、他のSNS内での友人関係や、blog同士のつながりにおける友人関係を探し出せる機能を持っているところが、大きく違うところ。
そのあたりの仕組みについて細かく書くと、つながりの判別には、「me link(自分)」と、「friend link(友人)」の2つの関係を判別し、友人情報を検出するらしい。
「me link」とは、例えば自分のブログがあって、そこから自分のtwitterページへのリンクを設定している様な場合のリンク情報で、自分同士のリンク情報。
「friend link」とは、例えば自分のブログと友人のブログ間に設定されているリンク情報のことで、SNSに新規登録する際に「この人はあなたの友人ですね?」的に表示するために参照するのは、こちらのリンク情報の模様。
このAPIを使えば、もしもmixiがオープンなSNSであれば、そこでの友人関係をtwitterに新規登録する際にAPIが参照してくれて、既にtwitterを使っているユーザの中から、mixi内での友人を自動で探しだしてくれたりする。
これは、便利だなぁ。
「Social Graph API」は、これまでサービス内に閉じているのが普通だったユーザの「Social Network」情報を、www内で自由に、活発に再利用できるようになるツールだと思う。
詳細は、Google のオフィシャルページにて。
プレゼンムービーもチェックできます。
もちろん英語だけど、めちゃくちゃわかりやすいですw
Google Code Blog:URLs are People, Too
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