サービスは知っていても、会社名を知らなかった・・・。
この本では、エニグモの役員達の言葉で、企業から現在に至るまでの行程が、語られている。
企画書作成、システム会社へのプレゼン、サービス立ち上げ、会員の伸び悩み、VCからの資金調達、といったところの苦労話が、濃密に、生々しく書かれていて、非常に参考になった。
特にはっとさせられたのは、エニグモが新しいサービスを考える際に、「そのサービスが世界初かどうか」にこだわっているというのも、新鮮に感じた。
ぱっと見では、「mixi」や「はてな」と同様に、日本のウェブ2.0企業と言われてしまいそうだが、「世界初を世に出す」というビジョンは、それらの会社とは全く異質な、突出した軸を持った会社であるという印象を持った。
今後は、エニグモ以外にも、輸入物の仕組みではない、オリジナルなネットサービスを提案する会社が、日本からもたくさん出てくるようになるだろう。
僕もその一人でありたい、と思う。
謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦
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須田 将啓 田中 禎人
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